事例ご紹介-エンゲージリング2014年06月01日

 今回は、N様の事例をもとにエンゲージリング制作の流れをご紹介します。

 当工房では、大きく分けて2種類の制作方法があります。
 1つはフルオーダーメイドによるもの。そして2つ目は、今回ご紹介する、基本のデザインにカスタマイズを施すセミオーダーメイドによるものです。

エンゲージリング-オーダーメイド
 お客様には、まず基本デザインのリングサンプルをご覧いただきます。(ですので、まだお好みのデザインが固まっていない場合でも大丈夫です♪)
 サンプルをお試しいただくだけでも勿論OKですが、お見積ご希望のお客様には、さらに詳しくお話を伺ってまいります。
 デザインのカスタマイズ、センターストーン、素材、リングサイズなどのご希望についてです。

 N様には、「誇」というシリーズのリングをお選びいただきました。ダイヤモンド0.4ct相当のセンターストーンと、両サイドにメレダイヤモンドが5ピースずつセットされたデザインです。
 N様にお話を伺う中で、サンプルより少し大きめの、0.5ct位のダイヤモンドをセットしたいとのご希望を承りました。お選びになられたリングは、中央のダイヤモンドが引き立つデザインでしたので、とても素敵なリングになる予感がしました!

ダイヤモンド
 当工房のエンゲージリングとマリッジリングは、その都度オーダーメイドでお作りしているため、金額を表示しておりません。
 そこで、ご検討の材料としていただくため、お客様にお見積をとっていただくことをご提案しています。
 お見積は費用をいただくことなく、何度でも対応いたします。

 お見積書は、お打合せから約1週間後にお手元へお届けします。お見積の有効期間は、エンゲージリングの場合は約1週間、マリッジリングの場合は約2週間です。
 エンゲージリングのお見積のため確保したダイヤモンドは、有効期間中、ルース(裸石)の状態で店頭にてご覧いただけます。

 N様も1週間じっくりとご検討くださり、ルース(写真のダイヤモンドです)を実際にご確認願った上で、お申込みをいただきました。お申込みのお手続き(申込書へのご署名と申込金のお預り)をお済ませいただきますと、いよいよ制作作業に入ります。

オーダーメイド-エンゲージリング
 最初に作るものはワックス原型という、ロウのような素材で出来た実物大の造形物です。
 このワックス原型を元にして、リングが出来上がります。

 N様は細く長い指をされていたため、「指に合わせてリングサイズを小さくすると、指を通した際にせっかくのメレダイヤモンドが左右の指に隠れてしまうのでは」とデザインをお迷いでした。
 私どもからは、まずは基本デザイン通りでワックス原型をお作りすること、そして全体のバランスをご確認いただいた上で必要に応じメレダイヤモンドの数を調節しましょう、ということをご提案しました。
 N様に出来上がったワックス原型をご確認いただいたところ、基本デザイン通り、メレダイヤモンドが5ピースずつセットされたデザインでご満足いただけました。
 今回は結果的にカスタマイズが発生しませんでしたが、最初はイメージがしづらい場合でも、ワックス原型の段階で目に見える形でご確認いただけますので、ご納得ゆくまでデザインを微調整できる点がオーダーメイドの良いところだと思います。

 ワックス原型のご確認が終了しますと、鋳造工程を経て、いよいよ金属の状態で加工する段階へと入ります。

エンゲージリング-オーダーメイド-ダイヤモンド
 ここからは、担当のクラフトマンがひたすらリング達と向き合う時間です。
 リングを磨き、石をセットし、テクスチャや仕上げを施し、刻印を打ち、検品が終了するとリングの完成です!
 言葉にするとアっという間ですが、ワックス原型のご確認終了からリングの完成まで、3~4週間のお時間をいただくことになります。

 以上、エンゲージリング制作の大まかな流れについて、お分かりいただけましたでしょうか?

 お打合せでは、お客様のご要望に添えるよう、店舗スタッフであるジュエリーコーディネーターが一緒にデザインを検討いたします。
 お打合せの中で行う皆様とのやりとりはとても楽しく、お二人だけの特別なリングが出来上がってゆく喜びを、私たちも味わわせていただいています。
 最初は、漠然としたイメージでも大丈夫です。心ゆくまで何度でもご相談ください。一緒に記念のジュエリーをつくりましょう!

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